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2種類の食物繊維 ①水に溶ける食物繊維(水溶性食物繊維)

2017年10月02日

食物繊維とは、実は、少しあいまいな定義で、各国各機関によって、微妙に異なりますが、おおむね、
「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の成分の総称」
ということになっていて、となると、動物性のものも含まれますが、植物性のものを指すことが多いです。

また、化学的に、ヒトに消化されないように処理したものを食物繊維と呼ぶかどうか、議論が分かれていますが、日本では、それらも食物繊維として市場に出回っています。

で、さらに食物繊維には、水に溶けるものと、溶けないものがあって、体内での働き方が少し違いますので、区別されています。

今回は、水に溶ける食物繊維(水溶性食物繊維)のお話です。

水に溶けるものは、腸内細菌のエサになったり、満腹感をたもったり、不要なもの抱き込んで体外に排出したり、またその結果、整腸作用があったり、コレステロールを減らしたり、血糖値の上昇を抑制したりするものが多いようです。

海藻、柑橘類、オクラ、意外にもアボカドにも多く含まれています。
意外といえば、ゴボウは筋っぽいので水に溶けない食物繊維が多そうですが、イヌリンという水溶性食物繊維もかなり豊富です。
見かけによらないのは、人も野菜もおんなじでしょうか。

②水に溶けない食物繊維へ

⇒一杯でイヌリンを10gとれる大和茶葛湯へ

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